秘宝感

世の中の裏側を知ることの出来る不思議なサイト

 
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糸井重里「萬流コピー塾」と小林秀雄

1980年年代、コピー界の風雲児として注目を浴びた
糸井重里が塾長となり、読者からコピーを募っていた
「萬流コピー塾」

「坊ちゃん」「女」「東京タワー」などのお題を家元である糸井重里が出し、
塾生がコピーを提出し、松(5点)・竹(3点)・梅(1点)と評価していくのだ。
もちろん全員選ばれるわけではなく、面白いけどコピーとして使えない毒(半点)というのもある。

コピーライターへの登竜門。

糸井重里に認めてもらおうと血気盛んな若者たちがコピーを送るが、
一蹴されたり、(梅)止まりだったりとなかなか厳しい。
名取になるために必要な10点を貯めるには一苦労だ。

そんな中、小林秀雄と名乗る塾生が注目を浴びる。


お題「東京大学」
→「そうさ俺たちゃ金の卵!金卵(玉)と呼んでくださって結構です」(毒)


お題「懐中電灯」
→「今までの検便ではお思いの貴方に。まるごと一本入ります」(毒)


お題「デートにこぎつける」
→「老いも若きもおりまぜて、はっ、踊ろじゃないか」(破門)


・・・とにかく毎回お馬鹿なコピーを送ってきて、
ついには破門一号になってしまったのである。
(またコピーが選ばれれば復活できる)

しかし、小林君はめげずにコピーを送り続ける。
相変わらず(毒)をもらい続ける。

しかし、(毒)が貯まりに貯まって10点以上となり
名取一号になったのである。

これには家元糸井も驚いた。
その後も相変わらず小林君は(毒)を取り付けていく。
その(毒)の切れ味は増していくばかり。

その後、小林秀雄はコピーライターとなり、
誰もが聞いたことのあるコピーを世に生み出すのだ。


「私、脱いでも凄いんです」


大事なのは「やり続ける」こと。世に自分を出し続けること。
アマとプロの大きな差はこの一点であると言っても過言ではない。
それは努力や才能といったものではなく、姿勢の問題でもあるのだ。

いやァ〜。
今からおよそ30年前のやりとりに、胸が熱くなりました。
小林先輩!ありがとう。



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(2005/03/29)
糸井 重里、ほぼ日刊イトイ新聞 他

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テーマ : ひとりごとのようなもの    ジャンル : 日記


Comments

わかりました。
続けることですね

因みに、糸井重里はさくらももこと仲良しで、ほぼ日刊糸井新聞に寄稿したり、あとほぼ日刊糸井手帳は使いやすくて、大人気だそうです☆

さくらももこに会えたらいいなあ(´・ω・`)
萬流コピー塾
たしか、小杉なんぎん氏も萬流コピー塾の塾生でしたよね?
萬流コピー塾といえば、小林井秀雄こと小林秀雄。小里杉英則こと小杉なんぎん。そして、忘れちゃいけない吉田浩之里ことヒロ吉田。お笑いプロデューサーとして大活躍しておられます。
No title
>糸仲
よくご存知ですね。もしや関係者!?

>りえ
小杉なんぎん氏の本は最高に面白いですね。

>菊地
続けることが、いかに難しいかを痛感。
プロになるのは簡単ではないのです。

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プロフィール

KUWA

Author:KUWA
1981年埼玉県生まれ。
編集ライター兼コピーライターです。

○脚本の仕事
舞台『派遣調査員 健太とひろし』(06年)
舞台『映画青年銀二のカメハメハ大王』(06年)

○雑誌編集、ライターの主な仕事
「アサ芸secret!」(徳間書店)
「週刊現代」(講談社)
「週刊ポスト」(小学館)
「フラッシュEX」(光文社)
「CIRCUS MAX」(ベストセラーズ)
「新撰組DX」(竹書房)
「G.T.R」(大洋書房)
「XX」(ミリオン出版)

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